副題の「台湾有事を創り出すのはCIAだ」に惹かれ読み始めた。陰謀論的なところもあるが、NEDの活動の公開情報をもとに分析したものであり、説得力があり、アメリカの自己中心的な関与について改めて認識させられた。そして日本人及び日本の世論があまりにアメリカに追随していることも。一方でかといって中国に与するわけにもいかず読後に立ち往生感が生じてしまう。台湾で民意の図る調査をするうえでよくでる台湾民主基金会がNEDが主体になってというのは初耳であり、台湾政治をみる上での示唆を与えられたのは事実である。
「習近平が狙う「米一極から多極化へ」遠藤誉(2024年1月14日)
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執筆者:nobumori