この歳になって読んだこの書。おそらく昔そして若い時に読んでもそれほど理解はできなかったのではないか。「いい人は帰ってこない」要は悪くずるくないと生きることはできない。ある意味人間社会の本質なのかもしれないし、逆にそういう人の子孫である我々は遺伝的にその性を負っているのかもしれない。
そして生きる意味。すべての人が異なる運命と環境に置かれ、運がいい悪いと嘆いていても意味はなく、その運命にどう応えるかが大事である、というのは少し生きてきた自分にはとても刺さる、そして深い意味のある普遍の言葉かもしれない。自分の人生において生きる意味の価値観を変えた「利口的遺伝子」につぐ2冊目の書物である。
