読書日記

「サイレントアース」デイブ・グールソン(2023年4月12日)

投稿日:

確かに昆虫が減っている。子供のころ庭にいたカエル、カタツムリ、バッタがいない。それに気づいてどれぐらいが経つだろう。それは世界中で起きており、かつ非常に深刻な状況・程度になっていることがわかり、今すぐ行動を移さないといけないと思うとともに、そういう行動を人類がとれないであろうと絶望的な気持ちにもなった。

-読書日記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

「自由からの逃走」E.フロム(2024年4月20日)

現代人にとってあまりに重いテーマである。なぜナチズムに多くのドイツ人が傾倒したのか、それを自由に耐えられない、新しい束縛へと進んで服従していってしまうと。人間は社会的な動物であり、近代ヨーロッパが「自 …

no image

「日本インテリジェンス史」小谷賢(2023年8月7日)

戦前のレベルがそれなりの水準にあったこと、そして第2次安倍政権で整備がぐっと進んだことを知った。戦後の一定期間の停滞期、もしろ進むことを拒否していた時代は今思えばやはりという感を得るのみであるが、ここ …

no image

「レッドルーレット」デズモンド・シャム(2023年1月28日)

自分が滞在した2000年代初頭を含めた北京の裏事情が生々しく描かれ、特に温家宝夫人との関係を通じた中国トップ社会の暴露がすさまじい。今の習近平時代の背景を知る一つになり、読後としてとても興味深いととお …

no image

「樋口季一郎回想録」(2023年6月22日)

ソ連から満州国への通行を後押ししたことでユダヤ難民を多数救ったことや、戦時中のアッツ・キスカそして占守島の件もあり、有名な陸軍軍人。そのあたりの背景や思考が記述されているかと思っていたが、特に後者の第 …

no image

「感染症の日本史」磯田道史(2021年1月16日)

自分がこれまで歴史を学ぶにあたり、この感染症をほとんど意識しなかったこと、しかしながらとても大きな影響を与えてきたことを知り、深く考えさせられた。 アメリカ大陸において、白人が来る前に既に住んでいた人 …