読書日記

「台湾の歴史」若林正丈(2024年2月4日)

投稿日:

先日の総統選挙、立法委員選挙の直後ということで、戦後台湾の民主化の道のりを興味深く読めた。李登輝の民主化も美麗島事件等多くの国民の運動と犠牲があるがゆえに達成できたことを改めて知った。この歴史知らなくて総統選や立法委員選挙は語ってはいけないのかもしれない。

-読書日記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

「裏切られた自由」(2020年4月26日)

「裏切られた自由」H.フーバー著 2週間の隔離期間に読ませてもらった。 戦後の冷戦構造を作ってしまった要因(ソ連を強化した)、中国でなぜ蒋介石が毛沢東に敗北したのか、を教えてくれる。これまではナチスの …

no image

「ペリー提督日本遠征記」M・C・ペリー(2022年6月25日)

日本の歴史上有名な「ペリー来航」であるが、点でしか理解していなかったものが、アメリカ東海岸を出航し、喜望峰を経て、、、何か月もかけて到来しているという当たり前のことを理解でき興味深かった。当時の沖縄に …

no image

「一生学べる仕事力大全」(2024年2月18日)

月刊「致知」のインタビュー・対談記事をまとめたもの。実業家、学者、スポーツ選手等有名人の生き方・人生を語ったもの。自分がいかに幸せでかつ努力が不足しているかを認識させられる。ただの成功者はあまり面白く …

no image

「習近平が狙う「米一極から多極化へ」遠藤誉(2024年1月14日)

副題の「台湾有事を創り出すのはCIAだ」に惹かれ読み始めた。陰謀論的なところもあるが、NEDの活動の公開情報をもとに分析したものであり、説得力があり、アメリカの自己中心的な関与について改めて認識させら …

no image

「裏切られた台湾」G.H.カー(2022年2月16日)

終戦前の国民党の台湾への認識のなさ(知識のなさ)、終戦後に台湾へ来た国民党兵士及び中国人のレベルの低さ、そして陳儀以下の幹部たちのひどさを、第3者であるアメリカ人が詳細に描写しており、ようやく228事 …