ストーリーがシンプルな割に難解であり読みずらいところがある小説ではある。
個人的には西洋人/アメリカ人の動物に対する見方がよく分かった気がする。未だにアメリカではハンティングがスポーツとして許されており動物と格闘し仕留めることに悦びを感じる原点にも思え、興味深く感じた。
投稿日:
ストーリーがシンプルな割に難解であり読みずらいところがある小説ではある。
個人的には西洋人/アメリカ人の動物に対する見方がよく分かった気がする。未だにアメリカではハンティングがスポーツとして許されており動物と格闘し仕留めることに悦びを感じる原点にも思え、興味深く感じた。
執筆者:nobumori
関連記事
「THINK AGAIN」アダムグランド(2022年12月25日)
最近は書評等で本の購入を決めることが多いですが、これはとても得るところが多いものでした。既存の固定概念を結構覆してくれるし、自分や周りでおやっと思う思考への答え・対応、そして大きく言えば人間のあやまち …
終戦前の国民党の台湾への認識のなさ(知識のなさ)、終戦後に台湾へ来た国民党兵士及び中国人のレベルの低さ、そして陳儀以下の幹部たちのひどさを、第3者であるアメリカ人が詳細に描写しており、ようやく228事 …
幕末のプチャーチン来日の際に随行したゴンチャローフの記録。川路の長崎日記を反対からみたもの。外国側からも川路を優秀な人間とみていたこと、そして日本側の決められない、時間がかかるということの今にも続く体 …
「長崎海軍伝習所の日々」カッテンディーケ(2022年2月5日)
オランダ人の幕末に日本へ滞在した際の記録。外国人の見た日本の記録は異文化の視点から率直に興味深いものがある。ここでは賛美する言葉のみかと思いきや、「悠長」、「軽率」、「飽きっぽい」といったことも書かれ …