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「2050年の世界」H.Mcrae(2023年12月3日)

2023/12/03   -読書日記

人口推移等事実をベースに予想をしているため説得力があり、中国の方向感、アメリカの活力の維持、インドの台頭、ヨーロッパのスローダウンがよく理解できた。もちろん何が起こるかわからないが影響を与える5つの力 …

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「武藤章」川田稔(2023年10月8日)

2023/10/08   -読書日記

A級戦犯として処刑された人の中であまり有名ではないこともあり興味をもった。開戦時に陸軍の軍務局長として陸軍の方針・戦略にかかわっていたことから積極的な日米開戦論者かと予想していたものの、むしろそうでは …

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「日本インテリジェンス史」小谷賢(2023年8月7日)

2023/08/06   -読書日記

戦前のレベルがそれなりの水準にあったこと、そして第2次安倍政権で整備がぐっと進んだことを知った。戦後の一定期間の停滞期、もしろ進むことを拒否していた時代は今思えばやはりという感を得るのみであるが、ここ …

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「食欲人」(2023年7月16日)

2023/07/16   -読書日記

昆虫、動物、そして人間の実験を通して、タンパク質が食欲において重要であることを解き明かしたもので、肥満の増加といった食にかかわる各種テーマについてクリアになった。その一方利潤を追い求める人間、特に食品 …

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「半導体有事」湯之上隆(2023年7月8日)

2023/07/09   -読書日記

現在の半導体産業の状況、TSMCの独占、そして日本の熊本工場とラピダスの課題、今後の懸念もよく整理されていて理解できた。台湾有事の可能性、そして日本政府の投資の失敗の可能性、それぞれが起きないことを祈 …

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「シャープ再生への道」載正呉(2023年7月2日)

2023/07/02   -未分類

会社の営業マンが約束の時間に行ってもいつも待たされる、他の訪問客も同じ、と聞いてカルチャーとしてどうかと思う会社。経営悪化後をあまりフォローできていなかったがその過程がわかり、報道と異なる背景が理解で …

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「転生」牧久(2023年7月1日)

2023/07/02   -読書日記

満州国皇帝の実弟である溥傑、およびその日本皇族の妻浩を中心に激動の人生・歴史を語る。この話は反日になりそうなテーマではあるがあくまで政治的には中立に描かれており、改めて溥儀含め時代に翻弄されたというか …

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「樋口季一郎回想録」(2023年6月22日)

2023/06/22   -読書日記

ソ連から満州国への通行を後押ししたことでユダヤ難民を多数救ったことや、戦時中のアッツ・キスカそして占守島の件もあり、有名な陸軍軍人。そのあたりの背景や思考が記述されているかと思っていたが、特に後者の第 …

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「サイレントアース」デイブ・グールソン(2023年4月12日)

2023/04/13   -読書日記

確かに昆虫が減っている。子供のころ庭にいたカエル、カタツムリ、バッタがいない。それに気づいてどれぐらいが経つだろう。それは世界中で起きており、かつ非常に深刻な状況・程度になっていることがわかり、今すぐ …

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「安倍晋三回顧録」(2023年4月1日)

2023/03/31   -読書日記

総理辞任後かつインタビュー形式の為、非常に率直に語っていると思われる内容であり、総理大臣の地位をしっかり活用し厳しい国際社会の中でかじ取りをされ、政権安定を信念の実行をバランスをとりながら進めてきたこ …