(記録の為)
入国当日(2020/4/12)
私が利用した経路はアメリカ→台北便(EVA航空)。到着は朝5時。機体からゲートに出ると、待機していた係員の指示のもと、自分の携帯でコロナ関連の登録をさせられる。どこから来たか、この後どこに滞在するか等全て登録。これはかなり重要のようで、その後も途中で1回、入国審査でも1回とそれぞれ確認。ただしそれ以外は人も少ないためか順調。
入国審査後、預け荷物を受け取り、税関を通ると、外。「防疫」のタクシーや「防疫」バスの案内があり、それに沿って私はタクシーの申し込みをカウンターでし、すぐに運転手が来てホテルへ出発。思ったよりスムーズ。
ホテルでの2週間隔離(4/12~4/27)
私が滞在させていただいたのは某日系ホテル。
チェックインの際に各種説明をして頂き、それから14日以上、部屋から一歩も出ずの生活。
具体的にどんな生活かというと、
(食事)
朝食はつけて頂いているので前日夜に、何時に和食・洋食等を伝えるとその時間に扉の外に置いておいてくれます。昼夜の食事はお弁当(6種類)から頼め、またホテルの中のレストランからアラカルトも頼めたようです、私は利用しませんでしたが。さすがに運動せず太ると思ったので朝も含めて基本一日2食。Uber Eatsで外のレストランからの出前も頼めました。フロントに食事が届くとホテルの方が部屋の外まで運んでくれます。ただ小籠包頼んだ際、冷めててあまりおいしくなく、2回しか利用しませんでしたが。
あと外からの差し入れ(会社の方から)お弁当やお菓子、飲み物等も頂けてそういう点も助かりました。
(日中)
外に出られないので何をするかはもう各人の過ごし方。私はちなみに、読書、そして台湾のドラマを見る、語学勉強の3本建てでした。読書もこれだけまとめて読んだのは久しぶりだし、ドラマも2シリーズ、語学もテキスト1冊、とだらだらしていただろうとは思いつつ、勝手に「やった感」「達成感」を得ました(笑)
(その他)
当然掃除は入りません。しょうがないので?、きれいに使うし、洗面のところやトイレ、お風呂も簡単に掃除したりと(ホテルのものを掃除するのは初めて!)ただ、たまったごみはドアの外に出して電話すると回収に来てくれます。
(検温・警察の管理)
そうそう毎日2回(朝10時と夜9時)、体温を測りフロントへ連絡する義務あり。それ以外に滞在2日目に、警察から携帯(サムソンのスマホ)が差し入れられ、GPS付きで電源切らずに常に持ち歩けとの指示あり。さすがに机とかに置いて肌身離さずとはしませんでしたが。1週目は毎日電話あり、それも午後4時半だったり夜8時半だったり不定期。2週目は2日おきでかかってきました。英語もしくは日本語で、内容は元気か?問題ないか?というもので、対応も比較的優しい親しみのある方たちでした。
(隔離生活を終えて)
4/27、朝食はホテルのレストランへ。部屋から外に出るのは不思議な感じで、解放感もある一方、意外にこもっているのも嫌いじゃないのかも、俺って室内向き?などと感じてしまいました。まあ厳しい管理ですが、ここまで徹底しているが故に、台湾はコロナへの感染をコントロール、防いでいる、成功している理由なんだろうと、そこはとても納得しました。